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種ともこ「ウタイツガレルウタ」~デビュー20周年記念マンスリーライブ~(VOL.1) @AOYAMA「月見ル君想フ」 [ライブ音楽]

ブージーのライブを欠席する原因になった無気力から僕は完全には脱していませんでしたが、満を持しての種ともこライブ。これは絶対に逃せないと、とりあえずひたすら寝ることで英気を養いました。ここ数日胃の調子が悪くて、固形物を食べると胃の中に溜まったまま動かない感じがするので、食事はカロリーメイトのドリンクのみ。無気力で風呂にも入っていなかったので、ひとっ風呂浴びてから出かけました。

マンスリーライブで、僕は3ヶ月通しのパスを予約購入済み。本当は、開場時に並ばずに入れるはずだったのですが、開場時間よりも15分ほど遅れて到着したために、中は既に人でいっぱいでした。AOYAMA「月見ル君想フ」は初めての会場でしたが、構造は吉祥寺の Star Pine's Cafe と同じように、2層吹き抜けで、後方に2層目の席があるというもの。入り口から入ったところは2層目で、上から1層目を見たら既に人で一杯だったので、「まあ、3ヶ月連続だからいいか」と思って手近の空席を確保しました。ところがドリンクの引き替えをするバーは1層目にあったので、人混みの中をそこまで行ってみると、誰も座っていない椅子(背もたれのない丸椅子)がいくつもあるのに気付きました。近くの人に「これ空席ですか?」と聞いたらそうだというので、引き替えたドリンクを椅子に置いて、2層目の席に置いておいたコートと鞄を持ってそこの席に移りました。案外、死角だったのかなあ。遅れて入ったのに前から5列目ぐらいに座ることができてラッキーでした。

それにしても、種ともこが20周年!アルバム『感傷』で「10年の歳月は何を変えたのだろう♪」と歌って長い産休に入ってしまったときは、もう会えないんじゃないかと危機感を抱いたりしたものですが(特にそれをレコーディングしたライブに行き損ねていたので後悔は深かった)、それからまたもう10年経ってしまったとは。

種ともこは恐らく、僕にとって2番目に影響力が大きかったアーティストです(1番目は中学の時に初めてレコードを買った渡辺真知子)。何たって、きちんと数えたわけではないですが、ライブに行った回数は一番多いはずなので。初回は1986年10月渋谷公会堂での「片恋同盟」ツアーライブ。悔やまれるのは、恐らくサウンド的・ライブパフォーマンス的に最も充実していたと思われる、アルバム『音楽』『KISS OF LIFE』『Mighty Love』の頃を逃していること。ちょうど大学院を出て非常勤しか仕事がなかった頃で、論文に忙しく、しかも貧乏だったから仕方がなかったのだけど…。

…どうしても、初めてレポートを書くアーティストについては回顧が多くなってしまう。悪い癖だ。

ライブは1月にふさわしく「謹賀新年」に始まり、アンコールの最後は最新曲「カナリヤ」で締めくくられた。本人はピアノ(2曲だけアコギ)、バックはパーカッションの男性(名前がよく聞き取れなくて残念)と、戸田和雅子によるコーラス&ギター&パーカッション。戸田和雅子は新居昭乃の20周年ライブでもコーラスをやっていた。いわゆる musician's musician なんだろうな。3人でのコーラスの合い方は見事としか言いようがなかった。実際のところ、メインの種さんの音程が一番危うかったかな…。これはご愛敬。

さて、こういう小さな編成だというのもあって、また最初の曲が雰囲気を規定したのか、全体に静かなライブだでした。元気だったのは、本編最後の「チャンスをちょうだい」ぐらいだったかな。でも、一緒に聴いていた観客がみんな最高だった。何たって、曲が終わったときの拍手のタイミング!どこで始めていいのか互いに空気を読み合った結果ヘンな間が空いてしまうライブが多い中、今日の観客はその辺に何のためらいもなく、しかも息がぴったり合っている。そしてMCへの反応も抜群。さすがは20年ついてきただけのことはあるよ、と思いました(途中参加の人もいるだろうけどね)。

途中、デビューが同期だというZABADAKの吉良知彦がゲスト出演。呼び込んで紹介してちょっと話した後、種さんが「ではZABADAKのライブをどうぞ!」と言ってバックメンバーと一緒に引っ込んでしまったのには爆笑でした。吉良氏は一人残され、そのとき歌った曲の出だしの歌詞が、あなたは何も言わずに去っていってしまったという内容で、状況に合い過ぎ!実際は死んだ恋人のことを歌った悲しい歌なんだということはすぐに気付いたけどね。しかし、ZABADAK(吉良氏のソロユニットだそうです)は初めて聴いたけど、ギターは目茶苦茶うまいし、メロディーもいいし、歌がまた非常にソウルフル。1曲だけで種さんたちは戻ってきて、一緒に3曲ほど彼の曲をやったのですが、名曲揃いでした。物販でCD売ってたんだけど、買えばよかったかな。

ほとんど1曲ごとにMCが入るライブだったので、長さのわりに曲数は少なめだったけど、色々な話が聞けてよかったです。まず、マンスリーライブは3月で終わりではなく、毎月同じこの会場で、最終日曜日に、やれるところまでやるということ。となれば、是非とも12月まで続けてもらって、名曲「X'mas」を歌ってもらわなければ。今の社会状況は、あの曲を書いた頃と似たところがあると思うし。

もう1つ注目した話は、アマチュア時代のバンドメンバーが毎年集まってライブをやっていて、参加しろとずっと呼ばれ続けていたのに行かなかった、でも今年は参加する、というもの。これって、つまり京都でそういうライブやるってっことですよね?これは、可能だったら追っかけで行ってしまうかも知れないなあ。

最終的に言えることは、心温まるライブでした。それに尽きます。来月も楽しみです。

【追記】吉良さんが歌ったのは、「Wonderful Life」「遠い音楽」「小さい宇宙」「EASY GOING」だそうです。1曲めがその、死んだ恋人を歌う曲ですね。mixiの書き込みで知りました。


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コメント 2

もみみん

種さんのブログからきました。去年までは結構行けたんですがことしライブにいけなくて悲しい思いでおりました。詳しいリポートありがとう。
今年種さんこんなに精力的にライブしてくれるのに、当方秋田なもんで、日曜ライブにはなかなか参加できません。去年プチ転職なもんで。
残念。
できればこのマンスリーシリーズ、CDになってくれないかな?と願っておりやす。
次回以降のリポートも楽しみにしています。
by もみみん (2006-02-11 20:35) 

つつぞう

こちらこそトラバありがとうございます。
種さんのページ見ると、少しお疲れのご様子ですね。倒れたりしないといいけど。1ヶ月は早いですね。今年1年あっという間に過ぎてしまいそうです。
それではまた今後ともよろしくおねがいします。
by つつぞう (2006-02-18 23:59) 

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